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ナルコ



ナルコレプシーという睡眠障害、簡単に言うと居眠り病の主人公の物語。

予想以上の面白さでした。
シュールなストーリーはもちろん、夢の場面ではCGや大掛かりなアクションシーンもある反面、現実の場面では限られたセットで予算絞ってて苦労が伺えるし、カットごとの構図も秀逸。
ハリウッド並みにエンタテインメント性のあるつくりなのに、フランス映画らしいテンションを貫いてるところもまた好感がもてて。

夢と現実の人生の哀しいギャップ。
ある人が真剣にみる夢も、他人にとっては身勝手だったり、アホらしかったり。
とくに大人の見る夢は、夢というより欲という方が当てはまってしまう哀しさ。
自由に純粋に思う存分夢を描くのは、子供時代の特権なのね。

でも実在のこの病気にかかっている人にとっては、
この映画はシャレにならない過酷な現実なのかも。

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